悪酔いしづらいお酒の選び方

日本酒を普段あまり飲まないという人の声を聴くと
必ずと言っていいほど上がってくるのが「悪酔い」というキーワードだったりします。

個人的には、飲み方を間違えたら
ワインでも焼酎でもカクテルでも悪酔いするのですが
どうも「日本酒=悪酔い」という方程式が目立つなあと思います。

なので、「悪酔いしづらいお酒の選び方」のポイントを2つご紹介します。

①新しいお酒を選ぶ

飲食店ではなかなかやりづらいかもしれませんが、出来るだけ製造年月の新しいお酒を選ぶこと。
一番手っ取り早いのは、冬の時期に出てくる新酒。

お酒は開栓することで空気に触れ、酸化が始まります。
この参加が進むことで味が熟成されていくという面もあるのですが、この酸化したお酒は悪酔いしやすくなるとも言われています。もちろん開けて1日で飲み切る必要はありませんが、開栓後は出来るだけ早めに飲んでしまうことをおすすめします。

②大吟醸酒・吟醸酒を選ぶ

お酒を飲む際、特別純米や純米酒ではなく、大吟醸や純米吟醸とつくものを選ぶのも方法の一つです。

違いは、精米歩合という酒米の研ぎ率なのですが比較的フルーティーな味わいで日本酒臭さが少ない分ビギナーでも飲みやすいものが多いと感じます。
価格はほかのものに比べるとちょっと高いですが、まずは無理せず飲めるものを探してみることからはじめてみてもらえると嬉しいです。

ちなみに純米酒と吟醸酒の違いは、吟醸酒に醸造アルコールが添加されていることです。
この醸造アルコールが悪酔いするとおっしゃる飲兵衛の方もいます。私個人は、入っているからこそ飲みやすくなると思うのですが…

とご紹介をしましたが
いくら新しいお酒であっても、大吟醸や吟醸酒をがぶ飲みしたら
それは悪酔いします。
悪酔いの原因って、お酒よりもご本人の飲み方にあったりするのです。

  • お酒を飲んだら、それと同量のお水(やわらぎ水)を飲む
  • タンパク質のとれるつまみと一緒に飲む
  • あと少し飲めるけど…というところでやめておく

ということを意識して
日本酒を楽しんでいただけたら嬉しいです!