
日本酒×プロ人材×地方=地方の魅力でつながるご縁
- 地方の魅力を体感し、感想を発信し、その土地のファン(関係人口)を増やす!
- 日本酒をはじめとする日本古来の文化の良さに気が付く!
- 意識高く生産に携わる職人と出会い、自分らしいライフスタイルを目指す!
SAKERAKU会の目指す世界について説明してください。
SAKERAKU会は、日本酒の国内消費量を増やすことを目標に活動しています。
日本酒に注目が集まることが、広い意味で国内の地方に興味を持つことにつながるのではないかと考えています。
現在国内には約1万以上の日本酒銘柄があるといわれていますが、その全てが一つ一つ厳選された材料と酒母を使い作られていて、どれをとっても全く同じ味のお酒はありません。
日本酒を作るためには酒米や水が必要で、完成した日本酒を味わう時には、野菜や肉魚などの食材をあわせる機会が増えます。このことから日本酒のおいしさや奥深さにもっと多くの人が気が付くことで、日本ならではの文化や酒蔵のある地方へ注目を増やし、また農業をはじめとする第一次産業への興味関心を喚起することにつながり、それが結果として地方活性化につながると思っています。
日本酒業界って衰退しているそうですが、なぜ日本酒なのですか?
皆さんご承知のとおり、日本酒の業界は衰退していると言われています。地方活性というなら別なキーワードもあるのではないかというご意見もあるかもしれません。
ただ、SAKERAKU会を運営する私たちは日本酒が好きで日本酒を通じてつながったご縁を大切にしています。これはあくまでも主観ですが、日本酒には人と人をつなぐ力があると思っています。
20代の頃から日本酒が好きで、日本酒好きが講じて人間的魅力溢れる素敵な人達と出会ってきました。
そのほかのお酒も美味しいし、飲みますし、好きですが・・あえてここは日本酒にこだわっているのです。
地方ってどこだろう?
地方都市、地方創生など最近よく聞くようになった地方という言葉。この「地方」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?田園風景が広がる何もない場所や下町のような長屋の住宅が立ち並ぶ場所、具体的な件名や自分が生まれ育った町をイメージされる方も多いかもしれませんね。
一般的な話をすると、地方と都市の違いは国土交通省が基準として定めています。その基準によれば東京、大阪、名古屋の三大都市圏を除く地域を地方というのだそうです。
人口100万人以上の広島市や福岡市の近くの地域に住む人から見れば立派な都市だと思うかもしれないけど、やはり東京大阪のような三大都市圏に住む人にとっては地方であったりもする。また、三大都市圏の中でも過疎化が進み問題になっている場所もある。
つまり「地方」の定義ってすごく曖昧で個人や時代、環境によって大きく変わってくるものなのです。
SAKERAKU会が注目する地方とは
そして、私たちが考え、魅力を伝えていこうとしているのは日本全国です。
何故なら、三大都市圏にも田園風景が広がる何もない場所でも見方さえ変えれば魅力があるからです。その土地でしか食べられない料理、野菜、肉や魚、その土地に行かなきゃ会えない人、見れない景色、雰囲気、嗅げない匂い、生き物オンラインが発達した今だからこそ、そういう現地での「体験」を通じて日本全国の魅力を実際に感じてほしいと考えています。
それでも地方とわざわざ表現する意味
東日本大震災を期に、地方への注目が集まり三大都市圏にいながら地方の会社と仕事をしたり移住したり色々な関わり方が生まれ、関係人口も増えてきました。しかし、まだまだ課題を抱え、少しでも良い方向に向かおうと努力している地方は沢山あります。
そういう場所にもっと目をむけて、知って頂きたい。日本という大きなサイズの話ではなく、一つの県の中の市や町の頑張る姿に注目してほしいから、あえて「地方」と表現しています。